めまいと吐き気で仕事休んだ!妻からのLINEを夜勤明けの朝仕事中に見て(@ ̄□ ̄@;)!!
仕事も休まず有休も使わない(忙しくて使えない)妻が休んだ!!これは大ごとです。帰宅後即病院送りにしたけど原因はなんなのか?妻と対面したときは顔色は悪くない、バイタルも異常なし、腹痛もなし、言語障害なし、歩行問題なし、顔や手足のしびれなし。これはもしかしてとうとうきましたか更年期障害!助手席で爆睡しながら診療終了を待つ私。ちょっと調べてみました。更年期のめまいと吐き気の原因と対処方法と更年期障害以外を疑うめまいと吐き気について
つらい更年期障害のめまいと吐き気 放置しないで!原因と自分でできる対処法
40代、50代を迎え、これまで感じたことのない不調に悩んでいませんか?
特に、前触れもなくやってくる「めまい」や「吐き気」は、日常生活を送る上でとてもつらい症状です。
「仕事に集中できない」「またあの症状が起きたらどうしよう…」と不安になったり、「何か重い病気なのでは?」と心配になったりすることもあるでしょう。
その不調、もしかしたら更年期障害のサインかもしれません。
更年期になぜめまいや吐き気が起こるのか、その原因から、ご自身でできるセルフケア、そして注意すべき危険なサインを調べてみました。

なぜ?更年期にめまいと吐き気が起こるメカニズム
更年期に起こるめまいや吐き気は、女性ホルモンである「エストロゲン」の急激な減少と、その激しい変動(ゆらぎ)が大きく関係しています。
エストロゲンは、妊娠や出産だけでなく、私たちの心と体の健康を支える多くの重要な働きを担っています。その一つが、体の機能を自動でコントロールしている「自律神経」のバランスを整える役割です。
更年期に入りエストロゲンが大きくゆらぎながら減少すると、脳の司令塔が混乱し、自律神経のバランスが崩れやすくなります。
自律神経は、体を活動的にする「アクセル(交感神経)」と、リラックスさせる「ブレーキ(副交感神経)」から成り立っています。このバランスが乱れ、アクセルが過剰に踏まれた状態が続くと、次のような症状が現れます。
- めまい:血管が収縮し、血圧が不安定になったり、脳や平衡感覚を司る耳(内耳)への血流が乱れたりすることで、体がふわふわするような「浮動性めまい」や立ちくらみが起こりやすくなります。
- 吐き気:胃腸の働きをコントロールするブレーキ(副交感神経)の働きが弱まり、胃の動きが悪くなることで、持続的なむかつきや胃もたれ、食欲不振といった吐き気につながります。
これらの症状は、ほてりやのぼせ、イライラ、不眠といった他の更年期症状と一緒に出てくることが多いのも特徴です。
まずは自分で試せる!めまいと吐き気のセルフケア
つらい症状を少しでも和らげるために、今日から始められるセルフケアをご紹介します。乱れがちな自律神経のバランスを整えることがポイントです。
1. 食生活を見直す 大豆製品に含まれる「大豆イソフラボン」は、エストロゲンと似た働きをしてくれる心強い味方です。納豆、豆腐、豆乳、味噌などを積極的に食事に取り入れましょう。また、1日3食、栄養バランスの取れた食事を心がけ、血糖値の急な変動を防ぐことも大切です。
2. 適度な運動を習慣にする ウォーキングやヨガ、ストレッチなど、心地よいと感じる程度の有酸素運動は、血行を促進し、自律神経のバランスを整えるのに非常に効果的です。無理なく、楽しく続けられるものを見つけましょう。
3. ストレスを上手に管理し、質の良い睡眠をとる ストレスや睡眠不足は、自律神経の乱れを悪化させる大きな原因です。好きな音楽を聴いたり、趣味に没頭したりするリラックスタイムを意識的に作りましょう。また、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かることは、心と体をリラックスさせ、質の良い睡眠につながります。
4. もしもの時の応急処置 急にめまいが起きたら、まずは慌てずに安全な場所でしゃがむか、横になってください。転倒による怪我を防ぐことが最優先です。ゆっくり深呼吸を繰り返すと、症状が和らぐことがあります。

セルフケアで改善しない場合は医療機関へ
セルフケアを続けても症状が改善しない、あるいは日常生活に支障が出ている場合は、一人で抱え込まずに専門家の力を借りましょう。
まずは婦人科を受診し、症状が更年期によるものか相談することをおすすめします。
婦人科では、主に以下のような治療法が検討されます。
- ホルモン補充療法(HRT):不足しているエストロゲンを少量補う治療法です。めまいを含む更年期障害の根本的な原因にアプローチするため、高い効果が期待できます。
- 漢方薬:「気・血・水」といった体全体のバランスを整えることで、症状を和らげていきます。HRTが合わない方や、併用して使われることもあります。
その他、症状に応じて吐き気止めや自律神経を整える薬が処方されることもあります。医師とよく相談し、ご自身に合った治療法を見つけることが大切です。

ちょっと待って!その症状、本当に更年期だけが原因?
めまいと吐き気は、更年期障害以外にも様々な病気のサインである可能性があります。「更年期だから」と自己判断してしまうのは危険な場合もあります。
特に、次のような特徴がある場合は、耳や脳の病気が隠れている可能性も考えられます。
- ぐるぐる目が回る激しい回転性のめまい
- 特定の頭の動き(寝返り、起き上がりなど)で誘発されるめまい
- めまいと同時に、難聴や耳鳴り、耳が詰まった感じがする
これらの症状がある場合は、耳鼻咽喉科の受診を検討してください。良性発作性頭位めまい症(BPPV)やメニエール病など、適切な治療で改善する病気が見つかるかもしれません。
【最重要】これが出たらすぐ病院へ!危険なめまいのサイン
最後に、これだけは覚えておいていただきたい、命に関わる危険なサインです。
めまいや吐き気に加えて、以下の症状が一つでも「突然」現れた場合は、更年期障害ではなく脳卒中などの緊急事態の可能性があります。ためらわずに救急車を呼んでください。
- 顔の麻痺:顔の片側が歪む、しびれる、うまく笑えない。
- 腕や足の麻痺:片方の手足に力が入らない、しびれる。
- 言葉の障害:呂律が回らない、言葉が出ない、人の言うことが理解できない。
- 経験したことのない激しい頭痛:バットで殴られたような突然の痛み。
- 視覚の異常:物が二重に見える、視野が欠ける。
- 歩行困難:まっすぐ歩けない、立っていられない。
これらのサインは、一刻を争う証拠です。迷わず行動することが、ご自身の命を守ることにつながります。

まとめ
更年期に起こるつらいめまいや吐き気は、女性ホルモンの変化による体の自然な反応です。その多くは、適切なセルフケアや治療によってコントロールすることが可能です。大切なのは、ご自身の体の声に耳を傾け、症状を正しく理解すること。そして、危険なサインを見逃さず、必要であれば専門家の助けを借りることです。
一人で悩まず、上手に情報を活用しながら、この変化の時期を健やかに乗り越えていきましょう。
ちなみに診療を終えて車に戻ってきた妻にドクターなんだって?と聞いたら、「体のバランスは良い、耳の聞こえも問題なし、頭位めまい症にもいまいち当てはまらない、耳鳴りとかもないからメニエール病とも考えにくいけども同じような症状が出る場合もあるからメニエール病ということにして薬を2週間分出すからね。様子見て治らなかったらまた来てね」結果わからないということですね(笑)薬を処方するためにメニエール症にしたDr(笑)
まぁ様子観察ですね・・・。
にほんブログ村