45歳からの慢性腎臓病(CKD)②もはや新しい国民病?

第2章 高血圧・糖尿病と腎臓の関係

生活習慣病と腎臓の深いつながり

慢性腎臓病(CKD)は単独で起こることもありますが、多くの場合、その背景に生活習慣病が潜んでいます。特に「高血圧」と「糖尿病」は、腎臓に大きな負担をかける二大要因です。

腎臓は全身の血液をろ過する臓器です。そのため、血圧が高い状態が続けば、腎臓の中の細かい血管に強い水圧がかかり、やがて血管やろ過のフィルターが傷つきます。イメージとしては、細いホースに常に高い水圧をかけ続けると、ホースのゴムが弱って亀裂が入ってしまうようなものです。

一方、糖尿病による高血糖は、血液中の「砂糖の粒」が多すぎる状態と考えると分かりやすいです。その砂糖の粒が血管や腎臓のフィルターにぶつかり、少しずつ目詰まりや傷を作ってしまいます。ちょうど、砂を含んだ水を繰り返し流すと、ふるいの目が削られたり、隙間が広がったりするようなイメージです。

高血圧と腎臓の悪循環

腎臓は体の水分量や塩分を調整し、血圧をコントロールする働きを持っています。ところが、高血圧によって腎臓が傷つくと、その調整機能が落ち、さらに血圧が上がりやすくなる、という悪循環が生まれます。まるで壊れかけた温度計が誤った数値を示し、それをもとに冷暖房を動かしているうちに、部屋の環境がますます乱れてしまうような状況です。

糖尿病と腎臓のダメージ

糖尿病による腎臓の障害は「糖尿病腎症」と呼ばれます。初めは尿にタンパク質が漏れ出す程度ですが、進行すると腎臓の機能そのものが大きく低下していきます。血糖が高いまま放置されると、腎臓は24時間砂糖まみれの環境で働かされるようなもので、オーバーワークにより疲弊してしまうのです。

まとめ

高血圧と糖尿病は、腎臓にとって最も大きなリスク因子です。この二つをきちんとコントロールすることが、腎臓を守る第一歩になります。生活習慣の改善や薬の適切な使用が、腎臓の寿命を延ばす大切なカギです。


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