さわんどバスターミナルから始まる上高地の旅
上高地は「カーレスリゾート」としてマイカー規制が敷かれています。そのため、観光客は専用駐車場に車を停め、そこからバスやタクシーで移動する必要があります。私たちはさわんどバスターミナルに到着し、広大な駐車場に車を預けました。そこから先は日常と切り離された特別な時間の始まりです。
タクシーという快適な移動手段
移動手段としてシャトルバスも便利ですが、私たちはタクシーを選びました。理由はシンプルで、荷物が多く混雑を避けたかったからです。タクシーは定額制なので料金が明確で安心ですし、座席も広く、移動中もリラックスできます。さらに運転手さんから地域の話を聞けるのも魅力の一つです。約30分の道のりは、まるでプライベートツアーのようで、旅の期待感をより一層高めてくれました。移動のストレスがないことで、その後のキャンプ体験に集中できたのは大きなメリットです。
小梨平キャンプ場までのアクセス
上高地バスターミナルに着いたら、小梨平キャンプ場までは徒歩5分から10分ほど。平坦な道を歩くだけなので、体力に自信がなくても安心です。アクセスが簡単であることは初心者にとって特にありがたく、重い荷物を運ぶ負担も少なく済みました。さらに、小梨平キャンプ場はフリーサイト制で、多くの時期は予約不要です。気軽に訪れることができる点も人気の理由といえるでしょう。
ちなみに、タクシーは何時から乗れるのか気になるところですが、運転手さん曰く「4時半から」とのこと。ただし、確証はないので、次回は実際に朝一番で確認してみたいと思います。
【普通車料金の目安】
上ゾーン〜大正池 片道4,200円(障害者割引3,780円)
上ゾーン〜帝国ホテル 片道5,100円(4,590円)
上ゾーン〜上高地バスターミナル 片道5,400円(4,860円)
下ゾーン〜大正池 片道4,900円(4,410円)
下ゾーン〜帝国ホテル 片道5,700円(5,130円)
下ゾーン〜上高地バスターミナル 片道6,000円(5,400円)
※特定大型車は土日祝のみ運行。台数に限りあり。
こうして、3か月ぶりの上高地を満喫しました。しかも初めての夏の訪問だったので、新鮮な体験ばかりでした。今回の目的は、以前訪れた「ド・コイョ」への再訪とおいしいアップルパイを食べること、そして河童橋から夕日と星空を撮影することでした。果たしてどれだけ達成できるかは、次回の記事に続きます。
