みなかみ くぼ田の米粉で打つ二八蕎麦を味わう旅の楽しみ

そば処 くぼ田

水上駅前で迎えてくれる老舗の風格 群馬県北部に位置するみなかみ町は、谷川連峰の雄大な自然と利根川の清流に恵まれています。その玄関口である水上駅を降り立つと、真正面に佇むのが「そば処 くぼ田」です。駅前という立地でありながら落ち着いた雰囲気を漂わせ、旅人や地元の人々を温かく迎え続けています。だからこそ、この店は単なる食事処ではなく、みなかみの食文化とおもてなしの心を象徴する存在となっています。

創業から六十余年

受け継がれる蕎麦への情熱 「くぼ田」は1960年に創業し、以来三代にわたってその味と精神を守り続けてきました。現在は三代目店主とその奥様が切り盛りし、伝統を重んじながらも現代的な感覚を取り入れています。店内はリニューアルされ、清潔感あふれる空間へと生まれ変わりました。したがって、老舗の重みと新しい時代の風が共存する、唯一無二の魅力を放っています。

みなかみの自然が生む蕎麦

「くぼ田」の蕎麦は、地元産の蕎麦粉を毎朝石臼で挽き、谷川岳の雪解け水を用いて打たれます。そして最大の特徴は、つなぎに小麦粉ではなく地元産の米粉を使用していることです。そのため、もっちりとした弾力と瑞々しい食感が生まれ、喉ごしはすっきりとしています。さらに蕎麦の香りはやや穏やかですが、その分天ぷらや山菜などの食材を引き立てる役割を果たしています。

舞茸天と人気の蕎麦メニュー

ぜひ味わいたいのが名物の舞茸天です。地場産の肉厚な舞茸をサクサクに揚げた一品は、豊かな香りと旨みが口いっぱいに広がります。特に人気なのは「三色きのこそば」で、舞茸天に加えてしめじやなめこ、山菜がたっぷりと乗った贅沢な一杯です。また「舞茸と海老の天麩羅蕎麦」や、冬に嬉しい郷土料理「おっきりこみ」も好評で、地元食材の魅力を余すことなく楽しめます。

未来へつなぐ店主の想い

三代目店主は「みなかみの恵みを未来へとつなぐ」ことを理念に掲げています。米粉を使った蕎麦はその象徴であり、地域の自然や文化を未来へ伝える役割を担っています。さらにオンラインストアを通じて「源水蕎麦 ぴゅあ」や「田楽味噌」などを販売し、店の味を全国に届けています。したがって「くぼ田」は老舗でありながら、常に挑戦を続ける進化する蕎麦屋なのです。

まとめ

旅の記憶に残る一杯を 水上駅前に佇む「そば処 くぼ田」では、みなかみの自然が育む食材と職人の情熱が融合した特別な蕎麦が味わえます。米粉を使った独特の蕎麦、香り高い舞茸天、そして心安らぐ店内空間。その全てが旅の思い出を彩ります。みなかみを訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

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