丹波山村舞茸祭で味わう秋の恵みと村の魅力
丹波山村とはどんな場所か
山梨県の北東部に位置する丹波山村は、多摩川の源流を抱く自然豊かな村です。人口はわずか600人ほどですが、その小ささゆえに守られてきた文化や自然があります。特に秋になると、人々を惹きつけるのが「丹波山村舞茸祭」です。

舞茸祭の昔と今


舞茸祭は、単なる収穫祭ではありません。むしろ、丹波山村が誇る幻の食材「原木舞茸」を中心に、食の魅力を最大限に体験できる場となっています。実はこの原木舞茸は、わずか3週間しか収穫できない希少な存在です。そのため舞茸祭で買うことができる貴重なお祭りだったんですが、7年ぶりに訪れたら祭り当日の舞茸販売はなくなっていました(涙)
舞茸祭はグルメイベントに変わり、来場者はシェフが腕をふるう舞茸料理を通して、その真価を体験する祭りです。


原木舞茸の魅力
丹波山村の舞茸は「香り舞茸、味しめじ」と古くから称えられてきました。しかし、実際に原木で育つ舞茸は、その評価をはるかに超える存在です。冬に伐採したナラの木に菌を打ち込み、土に伏せ込むことで、自然の力を借りながら一年かけて育てられます。その結果、黒く艶やかな笠、火を通しても残るシャキシャキ感、そして豊かな香りを持つ舞茸が完成します。こうした舞茸を味わえるのは、まさに舞茸祭ならではの体験です。

会場を彩る美食と出店者たち

舞茸祭のもう一つの楽しみは、多彩な出店者が織りなす美食の饗宴です。地元からはジビエ料理を提供する「バジス」やクラフトビールの「Wolves Brewing」、そして地元食材を活かした料理を出す「TABA CAFE」などが参加します。さらに東京の有名レストランや、奥多摩や甲州市のクラフトビールやジンの職人たちも加わり、食文化の交差点のような空間が広がります。したがって、訪れる人々は一度にさまざまな味を楽しむことができます。


祭りの雰囲気と体験
舞茸祭は食だけではありません。会場となる「奥秋キャンプ」は自然豊かで開放的な雰囲気に包まれています。子どもから大人まで楽しめる体験型アクティビティもあり、消しゴムはんこ作りやスポーツ体験などが毎年用意されています。また、地元中学生による出店や村人との交流も魅力で、温かいコミュニティに触れられるのも舞茸祭ならではです。
舞茸祭を楽しむためのポイント
人気の料理は午前中の早い時間に売り切れるため、できるだけ早めの到着を心がけましょう。そして、現金を持参することも大切です。さらに、山間部のため天候が変わりやすく、重ね着できる服装を準備すると安心です。加えて、最新情報は公式の発信をチェックすることで、当日の変更にも対応できます。

丹波山村で広がる体験
舞茸祭を訪れた後は、村のほかの魅力にも触れると旅がより豊かになります。鹿肉や鮎、わさびなどの特産品、また歴史ある「御松曳」や「ささら獅子舞」などの伝統行事も魅力です。つまり、舞茸祭は村を知る入口にすぎず、その後の旅へと続くきっかけとなるのです。

まとめ
丹波山村舞茸祭は、秋の香りと共に自然と人が織りなす特別な祭典です。幻の原木舞茸を中心に、地元と都市、そして自然と人々が交差する場として、多くの人々に感動を与えています。日常を離れ、この村の本物の豊かさに触れることで、きっと忘れられない秋の思い出が刻まれることでしょう。
つまけん夫婦が食べたお店
餃苑
味付きの餃子に特性ラー油をかけて食べるスタイル。一緒に舞茸春巻きもいただきました。

丹波山倶楽部キノコ料理専門店【舞茸食堂】
いろいろな種類のキノコが入ったキノコ汁は出汁が最高!

お店の名前がわからないけど「舞茸ご飯」と「舞茸玉」

舞茸玉は想像の上を行く美味しさでした!銀○○よりうまい

FAR YEAST BREWING CONPANY
丹波山の水で作ったクラフトビール
口当たりが軽く飲みやすいけどフルーティーでスッキリしたビール

MAIKAGURA
締めは世田谷の高級ラーメン屋
丹波山産舞茸エキスが入った塩ラーメン。フードフェスのブースで食べるレベルではない旨さ

最後に
丹波山の地元に愛されているパン屋「木下ベーカリー」のオーナーに教えてもらったのがきっかけで舞茸祭に訪れ、大きく立派な舞茸を買って家で食べたときその美味しさにビックリしてまた行きたいと思って7年。やっと休みが取れたので訪れたら舞茸直売がなくなりフードフェスに変わっていました(笑)目的の舞敵を買うことができなかったけど久々に木下ベーカリーの舞茸パンは買うことができる。ところが舞茸祭開催30分後にブースに訪れたら完売御礼の張り紙のみ(@ ̄□ ̄@;)!!まさかの完売。たったの30分で・・・。もう一つの目的の舞茸パンも買うことができませんでした(涙)30分何をしていたかというと餃子食べて舞茸玉食べて・・・。OH MY GOD 食い意地張っていた間に完売ですよ(´;ω;`)ウゥゥつまけん夫婦はいつもこんな感じです。来年も舞茸祭に訪れて今度こそは木下ベーカリーの舞茸パンをゲットしなくては。
⇓7年前の舞茸パン⇓
