「熱海でランチでもする?」の妻の一言で熱海へ行ってきました。久々の熱海に到着して人の多さにビックリ!そういえば今は春休みの時期だった。昭和の新婚旅行の地熱海も今は若者の聖地となっていますね。ランチタイムには少し早い時間に到着したので、散歩しながらお店を選んでぶらぶら。今日は新規開拓でもしようかなと思いながら周りを見るとどこも行列で心が折れそうです(@ ̄□ ̄@;)!!
今まで並ばなくても入れたお店も行列!!あきらめ気味で歩いていると以前そこにはなかったお店を発見。

大人の雰囲気漂うお店の入口。周りの景色とマッチしない造り。何より店内にはランチタイムなのに客は一組。もしかしたら美味しくないのか?それともランチとしてはお高い超高級店なのか?頭の中でいろいろな思考が巡り巡って気づいたらお店の前を2度通過。行列=美味しいお店とは限らないし、さっきまで行列に心折れていたわけだからこれはチャンスだと自分に言い聞かせ、大人の勇気を見せてやると妻を先頭に入店。迎えてくれたのはちょっと夜の雰囲気が漂う丁寧なイケメンスタッフの雰囲気にここは超高級店だったのか!着席と同時にスマホで検索(笑)

熱海のステーキ店「SUMIBI STEAK 藤間」(熱海市銀座町)というお店で2月2日にグランドオープンしたそうですがステーキのお店と書いてあるので海鮮目的の私達としては失敗したかと思いきや、網代の有名なお店「干物屋ふじま」の店主藤間義孝さんがOPENさせたお店でした。ハイパー干物クリエイターを名乗る藤間さんのお店「干物屋ふじま」は予約殺到で発送まで1年半待ちの超人気店だそうです。そこの干物が食べられるお洒落なお店と言うことが分かりこれは相当期待できると思いながら金額が気になる私。ちなみに同店の干物を提供する飲食店「yoshi-魚-tei(ヨシウオテイ)」(渚町)は、テレビ番組でも度々紹介され行列ができる人気店となっている。私たちが入った「SUMIBI STEAK 藤間」では天然本マグロを使った天日干しの干物など、ヨシウオテイでは単価的に提供できなかったような食材も使いランチでは黒毛和牛を使った牛カツなどを提供する。冷汗が止まらない私は恐る恐るメニューを覗く
昔に比べて熱海のランチは私たち地元のディナーぐらいの金額になってきていますが、ここのお店の金額設定も熱海のランチ相場と変わらないぐらいの設定に一安心しました。

気を良くした私は、いつも通りビールとおつまみを注文。つまみには桜エビ魚醤漬け天日干しを選択。「桜エビ魚醤漬け天日干し」なんてそそる名前なんでしょう。

ビールは理想の液体と泡が7:3の黄金比!なめらかな泡を堪能する私。下戸な妻はこの味を理解できないのが悔しいのか苦いだけの飲み物飲んで何が楽しいのと言いたそうな目で私を見る。毎度の事なので結婚歴25年の私もさすがに慣れてしまった(笑)

そうこうしていると桜エビ魚醤漬け天日干しがテーブルへ。料理の盛り付けもナイスなバランスの見た目も美味しそうなエビをいざ実食!期待値MAXでかぶりつくと固い?身がしまっている?嚙み切れない(;^_^A 。エビをくわえながら箸を置き、手に持ち替え50代の私の歯とあごの力に抵抗するエビを力任せに噛み千切る。まだわずかに40代の妻はどうかと見てみると、やはり噛み千切るのに苦戦しているが手だけは絶対に使わないぞと気迫に満ちた顔はもはや鬼の形相である(笑)箸のみで食いちぎった妻は勝利を喜び笑顔でエビを噛みしめていた。味はと言うと魚醬の塩味がエビの甘みを引き立たせ口の中いっぱいに広がり噛めば噛むほどうまみが増していく。とても美味しいのだが、100回噛んでも弾力に負けてしまう私の今の現状に20代なら勝てたのかと自問自答しながら美味しく頂く。次回来たらまた注文すること間違いなしの桜エビ魚醬漬け天日干しは本当に美味しいので是非皆さんもチャレンジしてほしい一品料理です。
そうこうしているとお互い注文した料理がテーブルへ運ばれてきました。私が注文したのはサバの塩干定食。

ご飯、赤だし、おしんこ、サラダも付くのですが、サバのビジュアルを伝えたくて撮り忘れました(;^_^A アセアセ・・・。脂ののったサバの塩干は塩味も身のふっくら感も最高レベルで食べてビックリ玉手箱。こんなに美味しいサバの干物は久しぶりです。さすがハイパー干物クリエイターと名乗るだけはあります。偉そうに上から目線で語ってますがご飯も赤だしもおしんこもサラダも文句のつけようがないほど美味しかったです。このお店「大当たり」でした!
妻が注文した定食は熟成トロサーモン塩麴天日干し定食

妻から美味しそうなサケが乗ったお皿を預かった私ですが、後でぶつぶつ言われるのも嫌なので、申し訳なさそうなサイズの一口サイズをいただきます。口の中に入れた瞬間、麹の甘さとサケの脂のコラボレーションに脳みそも一緒に溶けちゃいそうな美味さに驚いていると、妻も私のサバを食べて天を仰いでいました。「我が生涯に一片の悔い無し」漫画「北斗の拳」のキャラクターであるラオウのように(笑)皮は麴漬けなので丸焦げでしたが、実は私皮の焦げが大好きなので食べようとすると妻から「ちょっとまった~」の掛け声が、いつもは皮を残す妻が何を言っているのかと顔を見ると絶対食べるなよと目が殺気立っています。それは犬の目の前にご飯を置き長時間マテを守りよだれをたらしながら殺気立っている獣の目と一緒でした。臆した私はそのまま妻にお皿を戻し自分のサバを堪能しながら妻を観察していると、いつも皮を残す妻があの丸焦げの皮を美味しそうに食べていたのです。危ない所でした。あのまま無視して皮を食べていたらきっと私は電車の中で後悔しながら一人で帰っていたことでしょう。そして妻は鈴廣によって運転しながらつまみ食いしてルンルンに帰っていたでしょう。
「SUMIBI STEAK 藤間」の干物定食は他では味わえないと言っても過言ではないぐらい美味しかったです。なにより炭火のアクセントが最高でした。まだOPENして間もないので、皆さんに知られていないのか今回並ばずにすんなりランチにありつけたわけですが、このクオリティの高い料理を提供する「SUMIBI STEAK 藤間」も近いうち有名になってしまい行列ができるお店になるんじゃないかと思うと微妙な心境ですが、とてもおいしいお店なので熱海におでかけになった際には是非立ち寄ってみてください。私、次回は店名になっているSUMIBI STEAKを食べてみたいと思います。
それだは今回も私のブログを見ていただき誠にありがとうございました。
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